【2024年のWeb戦略】ホームページのブログが鍵
今年も残すところあと20日。皆さま仕事納めは無事にできそうですか?
私は足掛け2年になる案件が出ていますが、焦らずじっくり確実に成果の出るサイトを作るべく、日々コツコツと作業しています。
2023年はIT・Web業界は激動の年だったな・・・と思います。
chatGPTに始まるAIの登場と進化、Instagramのアルゴリズムの変化、TwitterがXに・・・など色々ありましたね。
情報発信をするのは当たり前、オウンドメディアを持つのも当たり前となった今、2024年は何をすればいいの?という方も少なくないのではないでしょうか。
まずは2023年を振り返ってみます。
情報に触れる場所はどこ?
皆さんは何かを調べる時、最初に何をしますか?
Google検索、Instagram、Twitter(X)、Pinterest・・・色々ありますが、目的によって使うツールが違うのではないでしょうか。私の場合は以下の用途で明確に分かれています。
グルメ、ファッション、お出かけ情報はInstagram
私の場合、Instagramで検索する情報はグルメ・ファッション・お出かけ情報が圧倒的に多いです。利用している人も映えるものを撮影したらInstagramに投稿するのでありがたいですね。特に私は犬を飼っているので、犬と一緒にお出かけできるところはチェックしています。また、日々の子どものお弁当作りにレシピ投稿を保存することが多いです。
2023年を振り返ってInstagramでどんなものをチェックしているか具体的に挙げてみます。
- 近所のカフェ情報(パン屋さんが意外と多い)
- 犬を連れて遊びに行ける場所や宿泊施設
- 時短レシピやお弁当レシピ
- お気に入りの古着屋さんのコーディネート投稿(通販可能な場合は注文する)
- 上質なサービスを提供するエステサロン
- 行きつけのネイリストさんの投稿
- 写真も趣味で撮るので参考にしたい写真投稿
こんなところでしょうか。自分や家族に関する情報を中心に、ライフスタイルに直結しています。
時事ネタ、ニュース、価値観に関する情報はTwitter(X)
以前、電車通勤していた頃は電車が遅れた際にまず最初に見るのがTwitter(X)でした。リアルタイムに誰かが情報を発信しているのでたいへん助かったものです。最近は電車に乗らないので、Twitter(X)ではトレンドを追うことが多くなってきました。また、実名で運用しているSNSばかりなので、Twitter(X)くらいは本音で呟ける場所にしようかな?とも考えましたが、それではあまり有益にならないと感じ、実名でやっています。
Twitter(X)はこんな使い方をしています。
- 価値観や職業、考え方が近い人をチェック
- トレンドを追い、それに対する人々の反応をチェック
- 好きなゲームや漫画の最新情報をチェック
- めちゃくちゃ面白い人をチェック
Twitter(X)では実際にお会いした・会いたいと考えている人と繋がることが出来てとても満足しています。もちろんビジネスでなにか一緒にできたら良いなという目的です。
デザインやビジュアルのトレンドリサーチはPinterest
意外とPinterestは見ていて面白く、特にビジュアル面のトレンドを掴むためにリサーチすることが多いです。デザイナーさん達の中でも特に都心部での看板やポスターを手掛けている人のお仕事を見ることが出来て大変勉強になります。※田舎の地方ではそもそも看板やポスターがあまりありません
仕事で繋がるFacebook
Facebook上では新たな人との繋がりは増えませんが、リアルで出会った人と繋がったり、仕事関係者とグループでやり取りしたりと意外と使っています。特に管理職~経営者の方が多いため、Facebookならではのコミュニティが出来上がっています。仕事のご依頼をいただくのも実はFacebookからが一番多いです。
ノウハウはYou Tube
私は動画を観ることが実はあまり好きではないのですが、有益なノウハウはやはり動画でないとわからないことも多いです。以下の内容でYou Tubeを活用しています。
- Adobeの各アプリケーションの操作説明
- マニアックな写真の撮り方
- ゲームの攻略
困りごと・お悩み解決はGoogle検索
SNSで軽く調べたあと、実際に行ってみよう・買おうとなったらグーグル検索することがほとんどです。また、困ったことを解決する方法を調べるなら真っ先にグーグル検索。
皆さんはいかがでしょうか?
Twitter(X)、Instagramの最も大きな変化は有料化とアルゴリズムの変化
2023年はTwitterがXに変わり、Instagramも収益化が可能になりました。
私はどちらも有料プランに変更しています。収益を得るほどインプレッションはありませんが、明らかにインサイトに変化があったためです。また、Web業界で仕事をしているため乗っ取りによる被害が甚大になるため、セキュリティが強化されることが一番の目的です。
そして2024年のWeb戦略を決めるにあたり、この変化はとても重要な確信に変わりました。
SNSってどういう意味かわかってる?
私はSNSで宣伝をすることはなく、ほとんどプライベート感満載で運用しています。(たまに仕事のことも発信)それは各プラットフォームが「SNS」であるためです。これを忘れて営業トーク満載な宣伝アカウントが沢山出現していますが、おそらく淘汰されるのではないかと思っています。
なぜなら広告は有料で用意されているからです。
みんなが宣伝ばかりになると一般の利用者は離れていきます。
利用者が減ると、広告の効果が下がります。
広告主が減ります。
プラットフォーム自体の収益が減ります。
つまり、各プラットフォームが最も嫌うのが「タダで宣伝しよう」というアカウントではないでしょうか。自分が運営会社だったら間違いなくそう思います。
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、利用者同士が交流することを目的としています。交流とは・・・一方的な発信ではないわけです。このあたりがエンゲージメントなるものが存在する意味ですが、これはまた別の機会で綴ろうと思います。
Instagramの創業者は「今のInstagramは僕が考えているInstagramとは別物になった」と言いました。
創業者は、遠距離恋愛中の恋人とお互いの今を写真で共有するために、また同じように大切な人と遠く離れている人のためにInstagramを作ったと言います。
開発した作り手の意向を無視して上手く活用することは難しいでしょう。
やはり王道は自社サイトのブログ
私のお客様にひと月に2万アクセスがある会社がありますが、仕事の依頼も自社サイトから来ることがほとんどです。毎日お問い合わせは来ています。それも大手企業からがほとんど。
専門に特化し、ブログを2日に一度欠かさず何年もアップし続けています。
インターネット上で集客をしようと思った場合、それは上記のどれに当たると思いますか?
仕事とは「誰かの困りごと・お悩み・課題を解決するための商品・サービスを提供」しているのではないでしょうか。
であれば、Google検索結果を徹底的に見直す必要があります。
私のお客様の中で最も安定した集客をしているのは自社サイトのブログをしっかり運用している会社です。
※飲食店はInstagramの成果も出ていますが、女性向けのカフェやランチが多く、GoogleMapや食べログなどの集客が効果が高いお店が多いです。
ブログは蓄積型の財産となる
SNSの古い情報が検索結果に出てくることはあまりないと思いませんか?
最新情報が出てきますよね。
対してブログは古い記事でも質の高いコンテンツや、お悩み事・困りごとにピタッと当てはまるものが出てきます。
SNSが一過性の記事だとするとブログは蓄積型の財産となるため、コツコツと貯めると大きな結果が得られます。
是非、自社ブログの運用を検討してみてください。
また、結果が出ないと感じる方は、見直すところが沢山あると思われます。
a.designでは無料で診断も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
次回、Googleの傾向や対策についてまとめたいと思います。