【事例】プロモーション動画制作|久留米市大手町Slowly kitchen(スローリーキッチン)様
久留米在住でご存じの方も多いと思いますが、人気のフレンチ・イタリアン料理を提供しているスローリーキッチン様の動画制作事例をご紹介します。a.designでディレクターを務めさせていただきました。
オーナーの古澤さんは、お客様がお料理を食べることで『明るく幸せな気持ち』になって欲しい、と素材からこだわっており、直接契約の農家さんから仕入れたお野菜や肉を使って創作されています。(とっても美味しいですよ!)
そんな古澤さんのお人柄と、お料理の美味しさ・質の高さを表現したく、動画を制作させていただきました。
動画はSNSやクラウドファンディングなど様々なWebプラットフォームで使っていただけるよう、見やすく伝わりやすい長さの1分40秒で制作しています。
動画制作の際に、お客様からよくあるご質問は「どのくらいの長さの動画が適しているのか」です。
これはとても重要なことで、長さを指定してくるお客様はほとんどいらっしゃいません。そして、長さによって料金も変わります。
動画制作の尺(時間)を決める要素
動画制作の尺の長さは、いくつかの要素を考慮して決めるのが良いでしょう。
1. 動画の目的
- 視聴者に何を伝えたいか?
- 商品紹介、サービス説明、企業理念の発信など、目的によって適切な尺は異なります。一つの動画にあれもこれも盛り込むとどうしても長くなります。長くなると途中で離脱する人も増えてきますので、伝えたい内容は一つに絞ることをおすすめします。
- 視聴者にどのような行動を促したいか?
- 購買、資料請求、会員登録など、求める行動によって尺は調整されます。皆さんもよっぽどの商品サービスでないと開始数秒で買おう!とはなりませんよね。視聴者が『行動』に移すまでには、気持ちの変化に寄り添うような構成が必要です。
- ターゲット層は誰か?
- 年齢層や興味関心によって、集中力が持続する時間は異なります。今、ショート動画がとても人気で、若い方はこれに慣れています。一方、じっくり検討したい層や内容によっては、ある程度の長さがないと説得力がなく、行動に移してもらえません。
色々と考慮すべき点はありますが、一番参考になるのはテレビCMを観て購入するのか、テレビショッピング番組を観て購入するのか・・・など、身の回りの参考になる動画も研究してみましょう。
2. 配信プラットフォーム
- YouTube
2〜3分程度が視聴維持率の観点から推奨されています。ただし、教育コンテンツやレビュー動画など、内容によっては長尺でも問題ありません。 - Instagram
リール動画は15秒〜60秒、フィード投稿は最大60分ですが、短くテンポの良い動画が好まれやすいです。 - TikTok
15秒〜3分が推奨されています。 - Twitter
2分20秒まで投稿可能ですが、短くインパクトのある動画が効果的です。
プラットフォームの利用層も考慮し、そもそも自分の動画はどこで配信するのが良いのか?検討しましょう。
※長さにこだわるだけでなく、『誰に・何を』伝えるのかが重要です!
3. 動画の内容
- 情報量
伝えたい情報量が多い場合は、尺が長くなる傾向があります。 - 表現方法
ストーリー性のある動画や、テンポの速い動画は、長尺でも視聴者を飽きさせません。 - 動画の構成
起承転結を意識し、メリハリをつけることで、視聴者の集中力を維持できます。
4. 参考データ(平均的な視聴率)
- 30秒以内の動画: 平均80%の視聴者が最後まで視聴
- 1分以内の動画: 平均70%の視聴者が最後まで視聴
- 5分以内の動画: 平均60%の視聴者が最後まで視聴
これらの要素を総合的に判断し、最適な尺を決定しましょう。
また、動画を配信したあとにはどのくらいの人が最後まで観たのか、または離脱したのかを分析することも重要です。離脱が多いなら尺を短くすることも重要です。YouTubeではショート動画と長編動画を両方用意するとよいでしょう。
動画制作に関して、a.designではTV番組制作経験の長いディレクターを起用し、構成の段階からご相談を承っています。お気軽にご相談ください。