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【VAIO勝色】VAIO SX14-R購入!VAIO Zからの乗り換えレビュー&開封の儀&勝色じゃないとダメな理由

2025 10/24
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リサーチ
VAIO 顧客理解
2025年6月10日2025年10月24日
今里暁子
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VAIO SX14-Rを購入しました。VAIO4代目です。
私はVAIOを乗り換えながら30年近く愛用しています。学生の頃はMac、NEC PC-9800シリーズなど使ってきましたが、VAIOを使い始めてからはずっと一択。仕事の相棒として手放せない存在です。

仕事道具はなるべく国産のものを使いたい、という想いがあります。
何を買うにしても、なるべくお客様の会社から買いたい。日本企業のものを買いたいのです。

その中でもVAIOの勝色(特別仕様)シリーズは特に強い思い入れがあります。
そこには、日本人のものづくり職人の想いが詰まっているからです。それが私の仕事にも影響していると信じています。

今回、VAIO Zから乗り換えることになったのは、Zのバッテリーに寿命が来たことと、サポート終了したこと、Windows11を載せるにはスペックが足りず、Windows10サポート終了前に買い替えを余儀なくされたことです。
Zは最高の相棒でした・・・!

VAIO Z(左)とVAIO SX14-R(右)。どちらも美しい勝色。VAIO株式会社による日本のものづくりのこだわりが随所に現れています。
左側が8年間愛用したVAIO Z。右側は今回新たに相棒となったVAIO SX14-R。どちらも「勝色」。
この記事の概要

開封の儀

せっかくなので、開封の儀を・・・!(いちいち写真を撮るだけ)

撮影カメラはLeica Qを使用しました。ドイツ製のカメラじゃん、と思われましたか?
LeicaとSONYは技術提携しているのです・・・!(本当はLeicaの色味とVAIOの相性が良いからです)

注文から2週間ほどで到着。カスタマイズしたあとに注文→完成仕上げ→発送という流れです。
まずは段ボール梱包。

VAIO株式会社から届いたPCが入った段ボール。シールはVAIOのロゴ。
到着。VAIOのシールが可愛い。
VAIO株式会社から届いたPCが入った段ボールを開いたところ。VAIO株式会社の本社工場がある安曇野市で最終検査工程が行われたことを示す『安曇野FINISH』スタンプ。
安曇野FINISH

外側の段ボールを開くと、さらに段ボール。
長野県安曇野市にあるVAIO本社工場の「安曇野FINISH」マーク入り。これだけでワクワクします。

さっそく中身を取り出すとVAIO本体、Type-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション、VAIO SX14-R専用 レザーPCケース それぞれの美しい化粧箱。

VAIO SX14-Rが梱包されている化粧箱。和紙のような日本の伝統を思わせる美しい箱。
和紙のようなきれいな箱

ここまで丁寧に開封してきましたが、セレモニー感があってワクワクが止まりません。

レザーPCケース

VAIO SX14-R専用の革ケース。美しい黒。VAIOのロゴが刻印されている。
美しい革ケース
VAIO SX14-R専用の革ケース。美しい黒。VAIOのロゴが刻印されている。
スマートかつ分厚く、PCを守ってくれます。最初はちょっと硬い。

PC専用バッグは持っていますが、革ケースを購入しました。できるだけ傷をつけたくない。
なのに、革なので最初はちょっと硬くてPCの出し入れがしづらかったので、そのままPCバッグに入れたのですが、PCの天板にあるVAIOロゴにうっすら擦り傷が入ってしまいました。後悔。(VAIO信者のくせに爪が甘い・・)

絶対革ケースに入れてからPCバッグに入れることを心に誓いました。専用ケースは必須です。

VAIO本体、Type-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション

ドッグはさっさと開けちゃいましたw
VAIO本体、いきます。箱を開けると更に袋に包まれています。いよいよお目見え・・

VAIO SX14-Rの箱をオープン。薄い布に包まれ、高級感が漂う。上部はType-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション。
焦らしますね。
VAIO SX14-R本体登場。VAIOの金色のロゴオーナメントと本体の勝色が美しい。非常に高級感がある。
じゃーん!美しい!VAIO勝色美しい!
VAIO SX14-R。VAIOの金色のロゴと本体の勝色の組み合わせが美しい。ロゴは光の反射によって見え方が変わり、高級感がある。
ロゴが輝いております。ライトが当たっても当たらなくても美しい。
VAIO SX14-R。VAIOの金色のロゴと本体の勝色の組み合わせが美しい。ロゴは光の反射によって見え方が変わり、高級感がある。
ゴールドのロゴです✨️
VAIO SX14-R専用のタッチペン。
タッチペンです(Zのときはお絵描きに使ったけど今回使うかどうかは不明)
VAIO SX14-Rとその周辺機器。仕事がデキる感が漂っている。
美しいです
VAIO SX14-R専用マウスの背面。見えないところも格好いい。
マウスの裏側
VAIO ZとVAIO SX14-Rを並べて比較。同じ勝色でも時を経て進化している。
VAIO Zと並んで。勝色も進化したわけですね。どっちの色合いも捨てがたい、素敵。

ここまで、見た目にうっとり、勝色をたっぷりと味わっています。

なぜ勝色に拘るのか

VAIOのコーポレートカラーでもある「勝色」。
この色を使用するPCはハイエンドモデルに限られており、VAIOのこだわりが見られます。

「理性の青」と「感性の紫」
VAIOのコーポレートカラーは、その両極の融合を表現しています。

古来の日本では、
この深く濃い藍色を「かちいろ」と呼びました。
藍を濃く染みこませるために
布をかつ搗(叩く)ことが由来とされています。
侍たちはこの色を「勝ち」につながる縁起色として好み、
「勝色」として武具に多く用いたといいます。

伝統色である「かちいろ」に決まった色の定義はありません。
「理性の青」と「感性の紫」の間にある色。
この色には、使う人の理性と感性の両方に訴えることを
こだわり続ける『VAIOのものづくり』の哲学と、
日本ブランドとしての誇り(勝ち)が表されています。

https://vaio.com/kachiiro/

勝色が登場したとき、この文章を読んで「これこそ求めていたPC」だと思いました。
自分の仕事を成功させるために、このVAIOというパートナーが必要だ・・・!と。

※この話をしたら、全く同じモデルを購入した知人がいます。

10年の時を経て比較

大きさなど並べて比較

VAIO ZとVAIO SX14-Rを並べて比較。モニターサイズも比率が変わった。
左がVAIO Z。右がVAIO SX14-R、設定中。

画面の大きさはVAIO SX14-Rのほうが一回り大きいですね。本体サイズは小さくなっていますが、画面は大きくなっています。Zのほうが横長って感じ。

VAIO SX14-R右側のコネクタ類。
右側

電源は右側でも左側でも挿せるようになっています。

VAIO SX14-Rのキーボード。隠し刻印でプロ感を演出。
お気に入りポイント、隠し刻印。

今回は「隠し刻印」にしました。キーボードの位置は覚えているので、刻印が無い方がかっこいいので・・
でも、バックライトでうっすら光ったりもするんですよ。ほんとかっこいい。

VAIO SX14-Rのキーボード。隠し刻印ながらも電源接続でバックライト点灯。
バックライト点灯時

ここまで、本当に美しいPC、日本のものづくり職人らしい仕事道具に大満足です。

改めてVAIO Zが至高であることを実感(筐体について)

一点だけ不満があるとすれば、VAIO Zから乗り換えた人にはわかると思いますが、VAIO Zがあまりに良すぎたため、少しだけ不満を感じるかもしれません。

私はキーボードを触った瞬間に、ほんの少し「ん・・?」という違和感がありました。それは何かというと、指先で感じる感触がZほどの『しっとり感』ではなく、やや乾燥した手触りに感じたからです。あと、キーの打刻感。慣れの問題だとは思いますが、キーがZと比べて手の甲より0.5ミリくらい上に位置しているように感じて違和感。

凄くマニアックなポイントなので、普通に無視していいレベルですが、最高に手触りにまでこだわった美しい商品でVAIO信者だからこそ、言いたい。

Zは至高のPCだったと・・・!

Zと比べるとそう感じると言うだけで、VAIO SX14-Rも吸い付くような肌触りにこだわっていますから、慣れの問題だと思います。

VAIO SX14-Rのキーボード下部にあるタッチパッド。
あとタッチパッドの下部にあるこのボタンはいらんかったかな・・・Zのほうが良かったところ。

あ、あと・・電源ボタンがちょっと・・ダサい気もして・・緑に点灯するの・・・いる・・・・?
指紋認証かな?w

と、ここまで書いてなにかに気づきませんか?

私はVAIOの筐体のことをずっと気に入っています。
OSとかではないんです。いやスペック的には最新のほうがいいに決まっていますが。

ものづくりの真髄は筐体にあるので、大切な仕事道具の手触りや手に吸い付くような一体感、色、デザイン、音、温度、常に触っていても心地よく、むしろずっと触っていたい・・・そんなところが重要なのです。

それをわかってくれているVAIO株式会社が大好きなのです。
採算度外視してない?ってくらい、こだわってくれるから。。。

実は価格がほぼ同じ

実はVAIO ZとVAIO SX14-Rは発売日が10年近く開いているのに価格がほぼ同じでした。(全てのスペックを最高)
資材高騰で考えると、当時のVAIO Zは今なら倍近くになるのかもしれません。そうなると、流石に仕事道具としては手が届きにくい。価格帯を同じにすることで、その範囲での今の最高峰がVAIO SX14-Rなのかもしれないですね。

「Zの後継機は作らない」と公式が言っているのも、そういった理由なのかしら。

あくまで想像ですけど・・

スペック比較はこちら

2016年モデル VAIO Zhttps://vaio.com/products/z131/
2024年モデル VAIO SX14-Rhttps://store.vaio.com/shop/pages/sx14r1.aspx?srsltid=AfmBOoreiPXcsO2juy0qKL3TOfXAml_AYZXlqMZCbw8aLF2pJhCARaXn

実際に動かしてみて

さて、私はスペックは上げられるだけ上げて注文する派です。詳しくは公式サイトで見てくださいね。

当たり前ですが8年前のPCに比べたらそれはそれは性能がいいに決まっています。使用している主なソフト、それも重ためなものは以下の通り。全てサクサク高速です。

ローカル

  • Adobe CC(Photoshop、Illustrator、Premiere、Lightroomほか)
  • Office365(Teams)

AI、クラウド

  • Google AI Studio
  • Office365(Designer、PowerPoint)
  • Adobe (Express、Firefly)
  • freee
  • Salesforce

一つだけ、Premiereを起動した時に「グラボがどーたら・・」という警告が出ますが、普通に使えます。動画を長編で扱うことはもうありませんし、AI使用に移行しているのであまり気にしなくても良いかな、と思っています。動画専門で仕事をする人は、別メーカーのクリエイター専用ものが良いかもしれません。

今回の乗り換えは、冒頭に申しましたようにVAIO Zの限界が来たこともありますが、AIがサクサク使えるようになることが大きな分岐点になったと思います。Zはバッテリー寿命5年をとっくに過ぎてはいましたが、電源接続で使用していました。それ以外に特に問題はなく、むしろもっと愛用したいほど。

でも、Windows10サポート終了はもう強制的ですね。

Windows10のサポート終了前に速やかに11へ移行すること!セキュリティリスクが大幅に上昇します。

最近でもまだWindows7やXPを使っている会社さんを見かけますが、ネットに接続せずにスタンドアローンなら良いでけれど、ネットに接続するPCは必ずWindows10のサポートが終了する2025年10月の前に、Windows11に移行してください。

サポートが終了するということは、脆弱性が見つかってもその対策が施されず、アップデートされないということです。あっという間に侵入され、セキュリティリスクが大幅に高まります。

これからはAI時代、会社の機密情報をAIに学習させないようにすることも必要ですし、「安心・安全」なITリテラシーを高めていきましょう!

最後に・・・VAIO株式会社を応援しています!

というわけで、VAIOについてはもっと語りたいけれど、これくらいにしておきます。

長年、SONY時代からVAIOを使用してきました。
一度も不具合はありませんでしたし、仕事でPCをメインに使用している身としては、「常に触っていたい」「心地よい」と思う道具(PC、机、部屋)にはこだわり抜いています。モチベーションに左右するからです。

私たちのようなユーザーを深く理解し、その深層心理にまで応えてくれる(顧客理解が深い)メーカーさんというのは本当に貴重で、日本が誇る企業だと思っています。

Webサイトに記載されている様々な想い、こだわり、技術・・・・
VAIO株式会社が独立したり吸収されたり、いろいろな歴史があるとは思いますが、この精神が失われない限り、勝色があり続ける限り、感謝し、愛用していきたいと思います!

こんなところに書いても届かないかもしれませんが、良い製品をこれからもこだわって作り続けてください。

ありがとうございます!

これでまた仕事が楽しくなりました。

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