ホームページで集客したい!売上アップしたい!何から手を付けるべき?
ホームページを作ったけど、全然集客できない…
アクセスアップしたのに、なかなか売上に繋がらない…
こんな悩みをお持ちの方へ。
この記事では、ホームページ(Webサイトのこと。以下ホームページで統一)で集客し、売上アップを実現するための方法を、徹底解説します!
ホームページは、ただ作っただけでは宝の持ち腐れ。
正しい戦略と施策を実行することで、強力な集客マシンへと変貌を遂げます。
この記事を参考に、ホームページをビジネス成長のエンジンへと育て上げましょう!
そもそも、なぜホームページで集客する必要があるのか?
現代において、ホームページはビジネスの必須ツールとなっています。
その理由は、以下の3点に集約されます。
①24時間365日、休むことなく営業できる
実店舗とは異なり、時間や場所に縛られず、常に顧客にアプローチできます。
これは大変ありがたいことですよね。
②世界中へ情報発信できる
インターネットを通じて、国内外問わず、広範囲に顧客を獲得できます。
私の理念にもありますが、インターネットが登場した時、「これで中小企業や個人でも広告宣伝費を使わずに世界中に発信できる時代になった!」と喜びました。まさに「地方の魅力をIT技術で世界に発信」です。
③顧客との接点を増やし、関係性を構築できる
ホームページを通じて、顧客との継続的なコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことができます。
これが最も重要ですが、難しいと感じている方は多いです。
お客が実店舗で体験することを、ホームページやSNSを通じて体験することが重要です。
これを念頭に置いてください。皆さんも、買い物をするためにお店に入った経験はありますよね?声をかけられたり、提案を受けたり、雑談したり・・・コミュニケーションを取りますよね。よく思い出してください。
ホームページやSNSでやることは、具体的には以下のようなことです。
1. 双方向のコミュニケーションを促進する
一方的に情報を発信するだけでなく、顧客からの反応を受け取り、それに応答することで、顧客との距離を縮めることができます。インターネットが普及する前は、テレビ・新聞・ラジオ・看板・ポスターといった媒体が主流で、広告主からの一方的な情報発信の世界でした。これが双方向コミュニケーションに変わったことが、インターネット最大の特徴です。
- お問い合わせフォーム: 顧客からの質問や要望を簡単に受け付けることができます。迅速かつ丁寧な対応を心がけましょう。
- チャット機能: リアルタイムで顧客とコミュニケーションを取ることができます。迅速な対応が求められますが、顧客満足度向上に繋がります。
- コメント欄: ブログ記事や商品ページなどにコメント欄を設置することで、顧客からの意見や感想を収集できます。積極的に返信することで、顧客とのエンゲージメントを高めましょう。(※スパム対策は必須)
- アンケート: 顧客のニーズや満足度を把握するためのアンケートを実施しましょう。アンケート結果は、ホームページや商品・サービス改善に役立ちます。SNSにこの機能がついているので便利です。
- フォーラム/コミュニティ: 顧客同士が交流できる場を提供することで、顧客のロイヤリティを高めることができます。
時間を取られるため、どこまで対応できるか社内リソースを検討する必要があります。AIを活用することでコストを抑えることも可能です。
2. 顧客に役立つ情報を提供する
顧客にとって価値のある情報を提供することで、ホームページへの訪問頻度を高め、顧客とのエンゲージメントを深めることができます。以前は情報を隠すことが主流で「詳しくはお問い合わせください」ばかりでした。今は、情報をたくさん出しているところに人が集まり、好感度が高まることで受注に繋がる時代です。
- ブログ: 専門知識やノウハウ、業界の最新情報などを発信することで、顧客の関心を惹きつけ、信頼関係を築くことができます。
- FAQ: よくある質問集を作成することで、顧客の疑問を解消し、顧客満足度を高めることができます。
- ダウンロードコンテンツ: ホワイトペーパーやテンプレートなど、顧客にとって役立つ資料を提供することで、見込み顧客を獲得することができます。
- メールマガジン: 新商品情報やキャンペーン情報などを配信することで、顧客との接点を維持することができます。通販サイトを運営する場合は、非常に重要です。
【参考例】ジャパネットたかたTVショッピングを観たことはありますか?
私はタイミングが合えば観るようにしているのですが、「この商品良いな。でもなーちょっと◯◯だよなー。もう少し△△だったらなー」なんて思っていると、必ず「でも皆さん!◯◯と思ったのではないですか?」とか「そこで△△と思った方!」といった質問&回答をされています。非常に顧客満足度の高い内容です。(つい買いそうになります)
3. ソーシャルメディアを活用する
FacebookやInstagram、Threads、X(旧Twitter)、YouTube、TikTokなどのソーシャルメディア(SNS)を活用することで、顧客とのコミュニケーションを活性化させることができます。
- 情報発信: ホームページの更新情報やキャンペーン情報などを発信することで、ホームページへのアクセスを促進することができます。導線設計が重要です。
- 顧客との交流: 顧客からのコメントやメッセージに返信することで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。
- キャンペーンの実施: ソーシャルメディア限定のキャンペーンを実施することで、顧客の購買意欲を高めることができます。
ホームページではなかなか出来ないコミュニケーションも、SNSだとやりやすいです。
SNSではエンゲージメントという「親密度」が指標の中でも重視されています。
【参考例】X(旧Twitter)で時の人!シャープさん。
X(旧Twitter)企業公式アカウントで登場し、一躍有名になったのはSHARPの中の人。コンセプトは「常にあなたの隣りにいる存在」という設計で、「今日の晩ごはんなに?」などの気軽な交流で一気に人気となりました。ちょっと毒を吐いたりしながらユーザーがコメントしやすい雰囲気で、ユーザーは家電を買う時に「どうせならSHARPを買おう」となるのは容易に想像できますね。また、ユーザーがSHARP製品を購入して投稿すると、まめにリポストしています。
▼SHARP シャープ株式会社 X公式アカウント(中の人は最近変わりました)
https://twitter.com/SHARP_JP
ホームページ集客の全体像を掴もう!
ホームページ集客には、様々な手法が存在します。
大きく分けると、以下の3つのカテゴリーに分類できます。
- SEO(検索エンジン最適化)・MEO(マップエンジン最適化)
- Googleなどの検索エンジンで、ホームページを上位表示させるための施策。
- Web広告
- 検索エンジンやSNSなどに広告を掲載し、ホームページへ誘導する施策。
- コンテンツマーケティング
- 有益なコンテンツを提供することで、顧客を惹きつけ、ホームページへ誘導する施策。
これらの手法を効果的に組み合わせることで、相乗効果を発揮し、より多くの集客を実現できます。
SNSの運用は、コンテンツマーケティング施策の一環として行いましょう。
【要注意】頑張ってるのに結果が出ない!?
最近、「Instagramで集客したい」というご相談が多いのですが、このような部分的な施策は効果が薄いです。飲食店やアパレルなどInstagramだけで集客できる業界もありますが、集客の全体像を見渡し、自社と業界、商品やサービス、そして潜在顧客にあった施策を取らないと、時間だけがかかって結果が出ないということになります。
集客力を高めるためのホームページの作り方
ホームページで集客するためには、ただ見栄えが良いだけでは不十分です。
以下のポイントを踏まえ、集客に効果的なホームページ作りを心がけましょう。
1. ターゲットを明確にする(顧客理解)
誰に何を伝えたいのか?
シンプルにまずこれを明確にしてください。
絶対にNGなのは「とにかく老若男女、すべての人にうちの商品サービスは使ってもらいたい!実際、幅広い層のお客さんがいる!」です。。
ホームページの目的を明確化し、ターゲット層を具体的に設定しましょう。ターゲット層のニーズや行動を分析することで、効果的なコンテンツ作成や導線の設計が可能になります。
これについては相当長くなりますので、別の記事にまとめます。
私が得意とする心理学も応用します。
【超重要】顧客理解の第一歩!
ひとまず簡単にお伝えすると、自分がネット上で買い物をする際に、検索からスタートしてどのような行動を取り、どのような気持ちになり、商品を購入あるいはキャンセルあるいはカゴまで入れたけど買わずに止めたか・・・ということを実際にやりながら感じてみてください。
2. ユーザー目線で設計する
ホームページは、あくまでもユーザーが見るものです。ユーザーが求める情報を分かりやすく提供し、快適に操作できるよう、ユーザー目線で設計しましょう。
具体的には、以下の点に注意が必要です。
- 分かりやすいサイト構成
- 見やすいデザイン
- 読みやすい文章
- スムーズな導線設計
- モバイルフレンドリー対応
特に、最近はGoogleも推奨している「ホームページの軽量化」です。サクサク軽い(読み込み速度が早い)ホームページを作成することを推奨されており、以下のような分析ツールも提供されています。
Googleが提供しているPageSpeed Insightsで当サイトを分析した結果です。ぜひ試してみてくださいね。
3. SEO対策を施す
検索エンジンからの流入を増やすためには、SEO対策が不可欠です。SEO対策とは、ホームページを検索エンジンのランキングで上位表示させるための施策です。
具体的には、以下の点に注意が必要です。
- キーワード調査
- タイトルタグやメタディスクリプションの設定
- コンテンツの質向上
- 内部リンク構造の最適化
- 外部からの被リンク獲得
これらはコツコツと作業を積み上げる必要があるものもあり、私が最も得意とする設計なのですが、これまた長くなるので別の記事にまとめます。
4. コンテンツマーケティングを実施する
有益なコンテンツを提供することで、顧客を惹きつけ、ホームページへの訪問を促進しましょう。
コンテンツマーケティングでは、ブログ記事や動画、ホワイトペーパーなど、様々な形式のコンテンツを活用できます。
重要なのは、ターゲット層にとって価値のある情報を提供することです。
具体的な例はこちらをお読みください。
▼【専門家解説】コンテンツマーケティングの成功事例10選(2024年版)
https://satori.marketing/marketing-blog/contents-marketing-case-study/
【参考例】無料ダウンロードが有料化!
ホワイトペーパーを無料ダウンロードできるようにしていた企業が、お客様から「もっと詳しい内容を有料で良いので送ってほしい」という要望が出てきたことで、有料化に至ったケースもあります。そこからリアルコミュニケーションが生まれ、事業提携に繋がることもあります。
【超重要】優良ブログの第一歩!
ユーザーが見て「面白い」「役に立つ」「ときめく」「欲しい」「もっと」といった感情が湧く記事を意識して書く必要があります。人は感情で行動するからです。
また、Googleは「Google検索エンジンを意識した記事を書かないでください」と公式に言っています。
5. CTAを効果的に配置する
CTA(Call To Action)とは、ホームページ訪問者に促したい行動を促すための要素です。例えば、「資料請求はこちら」「お問い合わせはこちら」といったボタンやリンクがCTAに該当します。
CTAを効果的に配置することで、コンバージョン率(訪問者が顧客になる割合)を高めることができます。
右上やページの途中、ページ下部など、効果的な場所を分析して改善します。
当サイトにもCTAを全ページの一番下に設置しています。
6. アクセス解析ツールを活用する
Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを活用し、ホームページの現状を把握しましょう。
アクセス解析ツールでは、以下のデータを確認できます。
- アクセス数
- 訪問者数
- ページビュー数
- 直帰率
- コンバージョン率
これらのデータを分析することで、ホームページの改善点を発見し、より効果的な集客施策を展開できます。
【超重要】意外と分析していない!
本業で忙しいため、アクセス解析をする時間がない、そもそもGoogle Analyticsを導入していない、という企業様もまだまだ多いです。アクセス解析がなければ何を対策して良いのかわかりません。是非導入しましょう。無料ですぐに導入できます。
まとめ|ホームページ(Webサイト)集客で成功するための3つのポイント
最後に、ホームページ集客で成功するためのポイントを3つにまとめます。
- ターゲットを明確にする
- ユーザー目線でWebサイトを設計する
- アクセス解析でPDCAサイクルを回す
ホームページ集客は、一朝一夕に成果が出るものではありません。根気強くPDCAサイクルを回し、継続的に改善を続けることが重要です。
この記事を参考に、ホームページ集客を成功させ、アクセスアップ、売上アップを実現し、ビジネスを成長させていきましょう!
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まだまだ書きたいことが沢山あります。今後も追加で記事を書いていきますので、また訪問してくださいね。
ここまでお読みくださりありがとうございました。