Google I/Oが最新のメディア生成モデルを発表しました。
最新の動画生成モデル Veo 3 と画像生成モデル Imagen 4 は、画期的な新機能により、メディア生成の可能性を広げます。また、Lyria 2 へのアクセスを拡大し、ミュージシャンが音楽制作に活用できるツールを拡充しました。さらに、映像制作者向けに新しい AI 映像制作ツール Flow の提供を開始しました。Google DeepMind の最先端のモデルを活用した Flow は、キャラクター、シーン、スタイルをより細かく制御しながら、臨場感あふれる映画のような作品を作成できます。
私たちは、映画製作者、ミュージシャン、アーティスト、YouTube クリエイターといったクリエイティブ業界と緊密に連携し、これらのモデルや製品を責任ある形で開発するとともに、クリエイターが自身の作品で AI の可能性を最大限に引き出せる新しいツールを提供しています。
https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/aigenerative-media-models-io-2025
私はGoogle AI Proに加入しています。(Ultraに移行するかは様子見中)
さっそく愛犬たちがブラックホールについて語る動画32秒を20分で作成できました。
- 愛犬たちが会話している
- BGMや効果音をつけられる
これができるようになっただけでかなり使える動画が生成されます。ちゃんと脚本できる人なら映画が作れちゃいますね。 とりあえず8秒×4本の動画をAdobe Premiereで繋いでいますが、次はGoogle DeepMind の最先端モデルである Veo、Imagen、Gemini を統合した AI 映像制作ツール「Flow」を試したいと思います。
というわけで、早速作ってみました!所要時間20分!
20分で32秒の動画が作れました。
タイトルコール、イントロ、会話、イメージ映像・・・・あれ?これ、このまま進めたら普通に映画とか作れるんじゃない?というくらいあっさり楽ちん。
Veo 3では8秒動画を生成します。それぞれのプロンプトは以下になります。
タイトルコール
「petit&mag」「black hoole mestery」でタイトルコールを宇宙をイメージした背景で効果音付きで作成
petit&magはうちの愛犬たちの名前です。タイトルコールといえば、動画を作成する際にこれまではAfter Effectsなどをつかって複雑なアニメーション作成(時間があれば楽しいけど、とっても大変なお仕事)していたのですが、このレベルのタイトルコールができるならかなりクリエイターは楽になるのではないでしょうか。効果音付きなのが助かりますよね。
イントロ
ボストンテリアとパグが宇宙遊泳でブラックホールに近づいていく動画をワクワクするBGM付きで作成
これは・・私のイメージと違いました。笑
ブラックホールが後ろから近づいてきて?吸い込まれるという、若干怖い映像ですが、本来は左下にブラックホールが合って、右上から愛犬たちがふわふわと遊泳しながら近づいてほしく、さらにズームになってほしかった・・
↑と書いたらプロンプトがダメなことがわかりますね。笑
会話
ボストンテリアとパグが宇宙服を来て、最新のブラックホールについて
ゆらゆらと宇宙遊泳しながら語っている動画を作成
これはとってもイメージ通りで満足の仕上がりです!
でも英語だから何言ってるかわからない!笑
ちなみにGeminiには何度か愛犬の写真から動画を作らせているので、愛犬のイメージは一定で安定しています。
イメージ映像
宇宙でブラックホールが誕生するところを神秘的なBGM付きで作成
これはそのまんま、その通りかな、と。
でもなんかこう・・・迫力に欠けますね。私にブラックホールの知識が足りないので、もうちょっと細かいプロンプトを作成すればよかったかな、と思います。
AIをフル活用するには有料で
進化に追いつくのもやっとのAI界隈ですが、無料ではやはり限界があります。
仕事で使いたい人は必ずといっていいほど有料にしないと勿体ないです。
もう一度こちらの記事をよく見てください。
https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/aigenerative-media-models-io-2025/
ようやく使いやすいレベルになってきたな~という印象。
After Effectsでできることと同等のものが作れるのなら、Ultraに課金しようかなと考え中です。
Googleのプランはこちら
https://one.google.com/about/plans?hl=ja&g1_landing_page=0