10代の質問から就活必勝法を徹底分析/面接で好印象を与える3つの行動

チラッとプロフィールで紹介していますが、私は産業カウンセラーであり、就職支援・転職支援など行政の仕事や人材会社に勤めた経験から、沢山の人を面談し、職業紹介をしてきました。

私が研修をするときに毎回実施しているのが「匿名のアンケート」です。研修内容の「楽しかった~つまらなかった」などの段階評価と、自由項目を設けて、何でも好きなように質問してもらっています。

数年間のアンケートが沢山蓄積されているのですが、10代の子どもたちからの質問を、少しずつご紹介したいと思います。

Q.面接にルックスは関係ある?

彫刻うし君
彫刻うし君
質問コーナー~~!!!
スタート!
いきなりこれか・・・
「ブサカワ枠」があるに決まってる!
愛犬プティ君
愛犬プティ君

10代ならではの可愛い質問ですね・・・と微笑ましく思いますか?
しかしこれは、かなり鋭い質問だと思います。何かを肌で感じてるのではないでしょうか。

これまで様々な業種/企業の人事担当者と接してきましたが、確かにルックスは重視されている傾向にあるのです。嫌らしい言い方をすれば「好み」かもしれませんが、そこには正当な(と思われる)理由付けがなされています。

  • うちの会社は窓口対応があるから
  • 若い女性(男性)のほうが客が喜ぶから
  • 年齢構成比的に足りていないから

このような理由です。よく見ると、これってルックスというより「年齢」のことを言っているように思いませんか?(自分の好みで、って言うと問題があるのでたいていこんな理由を言われます)

ルックスの好みなんて人によってバラバラ。担当面接官の、最終的には役員や社長の好みが入ることもあるでしょう。

ただし、ルックスだけで採用するような愚かな行為を繰り返していると、当然業績に影響しますから(そこまで人事は馬鹿じゃない)そこは「同じくらいのスキル・年齢の人物」が複数人居た場合、「好印象」の方が選ばれる可能性が高い、くらいの+α要素と思っておいて大丈夫です。

私のことが気に入らないならこっちから断ってやる! くらいの気持ちで良い

「見た目」ではなく「好印象」であることが重要

要するに重要なのは「好感度」なのです。
人は自分と同じタイプや価値観の人間に好感を持つ傾向にあります。
見た目が整っているとかそういう問題ではありません。

いわゆる「波長が合う」というやつですね。
私も面接官をしたことがありますが、自分と似たようなタイプは応援したくなりますし、好感を持っている自分が居ることに気づきます。

人事は本来全体の構成を元に採用する人物像を予め描いていることが多く、新卒採用と中途(キャリア)採用ではまた基準も変わってくるのですが、「好印象」を与えることは面接クリアに欠かせないと思ってください。

相手と波長を合わせる3つの行動

では「好印象」与えるためには具体的にどうやると良いのでしょう?
以下を参考にしてください。

  • 面接官と話し方、声のトーン、表情を合わせる
  • 喋り過ぎない!「聴く」ことに集中する
  • 終始笑顔は胡散臭い、最初と最後が肝心!

これだけです。

彫刻うし君
彫刻うし君
えっ・・・なんかもうちょっとないの・・・

あれこれ小細工するより、上記の3つを徹底的にやってください。実はこれって案外難しいんですよ。

①面接官と話し方、声のトーン、表情を合わせる

面接官が明るく大きな声で話す人で笑顔が多いなら、ハキハキと笑顔で答えましょう。反対に硬い表情でトーンが低めなら、落ち着いて真面目な顔で答えましょう。

私も沢山の面接を受けてきました。合格率は非常に高く、毎回この「波長を合わせる」は気をつけています。以前、3人の面接官+審査官という面接を受けたとき、3人の面接官がそれぞれ全く違うタイプで1人はマスクをしていて声が良く聞き取れない・・・という面接に対峙したことがあります。

この面接にも意味があり、3人それぞれに向き合いつつ、1人ひとりに波長を合わせて答えました。ニコニコしている人にはニコニコ。厳しい表情の人には真面目な(キリッ)表情。そしてマスクの声が聞こえない人には・・・

「すみません。聞き取れませんでしたが、もう一度伺っても宜しいですか?」

と、正直に伝えました。
後からわかったことですが、これはワザとだったそう。(質問できるかどうか)

圧迫面接って今でもあるのかな

②喋り過ぎない!「聴く」ことに集中する

新卒の人たちに多く見られるのですが、指導や訓練を受けすぎたあまり「習ったことは100%喋らなきゃ」と焦って延々と話し続ける人が時々居ます。これは、そこまで頑張らなくて良いことです。

まずは面接官が「何を聞こうとしているのか」を正確に把握しなければいけません。よく「それでは自己紹介を2分ほどで」と言われたのにも関らず、時間を意識せずに話し続けると、肝心なことが伝わらずに途中でさえぎられた・・・なんてことにもなりかねません。

もっと悲惨なのは「質問の答えになっていない」時です。

私も緊張のあまりに失敗した面接では、相手の質問より言いたいことが先立ってしまって、質問の答えじゃないことをペラペラと喋ってしまいました。結果はNGでした。

話を聴かない人・・・・印象悪いですよね。

話す内容で頭をいっぱいにせず、まずは落ち着いて面接官の質問を聴き、意味がわからなかったり聞き取れなかったら確認をし、丁寧に答えましょう。
答えは「素直な回答」が一番好印象です。

③終始笑顔は胡散臭い、最初と最後が肝心!

私は犯罪を犯してしまった方の就職支援もやっていますが、これは詐欺罪で刑務に服した人のお話です。

その方は私との面談の時点で終始、ニコニコつくり笑顔で挑まれたのですが、途中で会話をストップしました。
そして、こう言いました。

「気を悪くしたら申し訳ないのですが、はっきり言って胡散臭く見えます。」

その方は、常に笑顔を作っていることに自覚が無く、相手を安心させるための無意識の癖として終始笑顔で居ることが板についてしまっていました。私の指摘により癖に気づき、修正することが出来ました。

心理学では本当の笑顔は一瞬しか出ないことがわかっています。
微表情といって、目と口の動きも一瞬ズレるのですが、作り笑顔の場合は同時に動く上に長い時間笑顔なので、相手に違和感を与えかねません。

仕事で笑顔を作る必要がある人たちは訓練しているのでかなり自然に見えますが、私たちのようにカウンセリングの経験が多いと、それでも不自然なところに目が行ってしまいます。面接官も、多くの人を見ていますので、違和感には敏感だと考えられます。

ですので、面接では最初の「宜しくお願いします!」の時と、最後の「ありがとうございました!」の時に、ニコッとできればそれで十分。
むしろ、その方がインパクトがあって、好印象度がグッとあがります。

やっと終わった!の笑顔は最高

特に終わった後の最後が肝心。
面接を終えた安堵感から、心からの笑顔が出るタイミングでもあります。

面接をしてくれて本当にありがとうございました!!!
という気持ちで笑顔で退室しましょう。

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