【スポーツ選手・アスリートの起業支援】セカンドキャリアで起業をお考えの方へ

アスリートとして活躍後に引退し、セカンドキャリア、それも就職ではなく起業をお考えの方へ、おすすめの起業支援をご紹介します。最近、地方でもご相談が増えてきており、また「コンサルを受けてもあまりうまく行かない」といった内容が多いです。
正直なところ、本当に役に立つコンサルタントと「本を読んだほうがまだ役に立つ」というコンサルタントがいるのが現状です。誰でも名乗ることが出来るコンサルタント。しかしその力量の見極めは困難で、自己資金がなくなった状態でご相談に来られる方が多く、最初にこちらに来ていただければ・・・と思うことも。
また、数百万円をかけて自社サイトを開設したり、ブランディングを行ったあとに「売上が伸びない」「集客ができない」といったご相談も多いのですが、内容をよく見るとそもそも売上を伸ばすための構築ではないというものも多く見られます。本当に、もったいない・・・と思います。せっかくのセカンドキャリアを失敗に終わらせてほしくないと切に願います。
何となく、「高い費用をかけたらうまくいきそう」と思っていませんか?
そうであれば非常に危険な失敗も起こり得ることなので、是非以下のことを頭の片隅にでも置いておいてください。
起業に必要なこと

ビジョン(理念、パーパスなど)
ビジョンとは、「将来の夢」のこと。将来、自分がどうなりたいのか、会社がどうなっていると理想なのか。社会をこう変えたい、とか人によって様々だと思います。大きな夢を実現するために今何をやるのか。そういったことからスタートします。売上・利益を上げることは、ビジョンを実現するための手段です。
ここで重要なことは、ビジョンを必ず書き出し、具体化し、できればビジュアル化して視覚化することです。
ちなみに私のビジョンは以下のイラスト。画像生成AIで作成しました。
「IT技術で地方の魅力を世界に発信」その先には、様々な人達が心身ともに充実し、活躍して生活している地域社会の実現です。これが私が実現したいビジョンです。

集客に必要なこと

ホームページ(Webサイト)
ホームページは名刺やパンフレット代わりのようなもの。まずは自分のホームページを持つことから始めましょう。
スポーツ選手やアスリートが起業する際にホームページが必要な理由
スポーツ選手やアスリートがセカンドキャリアで起業する際、ホームページを持つことは非常に重要です。その理由は、以下の点にあります。
1. 自身のブランド力向上
- ビジョンや価値観の発信
ホームページを通じて、自身のアスリートとしての経験や、起業家としてのビジョン、そして企業の価値観などを発信できます。これにより、ファンや顧客に対して、より深く自分自身を知ってもらうことができます。 - 専門性の証明
競技で培ったスキルや経験を具体的に示すことで、自身の専門性を証明し、信頼性を高めることができます。 - プロフェッショナルなイメージの確立
ホームページは、企業の顔となるため、洗練されたデザインや情報で構成することで、プロフェッショナルなイメージを確立することができます。
2. 情報発信のプラットフォーム
- サービスや商品の紹介
自分の提供するサービスや商品について、詳細な情報をわかりやすく発信できます。 - 最新情報の共有
新しいサービスの開始やイベント開催など、最新の情報をタイムリーに発信できます。 - 顧客とのコミュニケーション
お問い合わせフォームやブログなどを設置することで、顧客とのコミュニケーションを円滑に行うことができます。
3. 顧客獲得
- 集客力向上
検索エンジンで上位表示されるように最適化することで、多くの人に知ってもらうことができます。 - 信頼性の向上
ホームページを通じて、企業の信頼性を高めることで、顧客の獲得につながります。 - 競合との差別化
ホームページのデザインやコンテンツで、競合との差別化を図ることができます。
4. ビジネスチャンスの拡大
- パートナーシップの構築
ホームページを通じて、ビジネスパートナーや投資家と出会う機会が増えます。 - グローバル展開
多言語対応を行うことで、海外への展開も視野に入れやすくなります。
5. キャリア形成
- ポートフォリオとしての活用
ホームページは、自身のキャリアを可視化するポートフォリオとしての役割も果たします。 - 自己成長
ホームページの運営を通じて、ITスキルやマーケティングスキルなど、新たなスキルを習得することができます。
名刺・チラシなどの印刷物

実は意外と見落とされているのが、名刺やチラシなどのアナログ戦略です。ホームページを持つことはもちろん、デジタル戦略だけでは顧客獲得や認知向上を網羅できるわけではありません。出会いの一つ一つを大切にし、その後のご縁につながるためにも、ご挨拶時に名刺やチラシ、ショップカードなど、準備しておきましょう。
そこからホームページに来ていただく、あるいはSNSでお友達になり、ご縁を繋いでいく・・・というコツコツとご縁を積み重ねていくことが重要です。
ファン(顧客)とのコミュニケーションに必要なこと

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、YouTube
「SNSで集客!」という言葉を最近良く見かけるのですが、そもそもSNSとは?改めて簡単にご説明します。
SNS とは、ソーシャルネットワーキングサービス の略で、インターネット上で人と人がつながり、コミュニケーションを取ることができるサービスのことです。大切なのは「コミュニケーションを取る」ことが目的のツールであるということです。(集客目的のツールではありませんよ・・広告はそのために用意されています)
SNSは、現代社会においてコミュニケーションツールとして欠かせない存在となっています。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解し、安全に利用することが大切です。
SNSのメリット
- コミュニケーションの円滑化: 遠く離れた人とも気軽に連絡を取ることができます。これが最大の特徴です。
- 情報収集の効率化: 自分の興味のある情報を手軽に収集できます。
- コミュニティ形成: 同じ趣味を持つ人との出会いの場になります。
SNSのデメリット
- 個人情報の漏洩: 設定によっては個人情報が外部に漏れる可能性があります。
- 誹謗中傷: 匿名で誹謗中傷を受ける可能性があります。
- 時間の浪費: SNSの利用に時間がかかりすぎる可能性があります。
代表的なSNS
- X(旧Twitter): 短い文字数で気軽に情報発信できるのが特徴です。速報性に優れています。
- Facebook: 友達とのつながりを中心としたSNSです。実名登録のため実際に会った人と繋がりやすいです。
- Instagram: 写真や動画をメインに共有するSNSです。趣味や価値観が共有できます。
- LINE: メッセージのやり取りだけでなく、電話やビデオ通話もできる多機能なSNSです。日本最多の登録者数。
- YouTube: 動画を共有するSNSです。今年、広告費の費用対効果はInstagramを抜いて1位となりました。
さて、SNSで最も怖いことといえば、「炎上」「個人攻撃」などではないでしょうか。ファンビジネスではこの炎上対策が必須となっています。不安な方は、プロにレクチャーしてもらうほうが安心かと思います。炎上することよりもその後の対策のほうが重要になりますので、気になる方はお気軽にお尋ねください。
国が設立した起業支援機関を活用しよう!

実は一番オススメしたいのがこちらの情報です。国や行政が無料でたくさんの起業支援を行っているのですが、なぜか有料のコンサルやセミナーに行く人も多く、もったいないなと思います。きっとその心理には「行政に経営がわかるわけ無い」と思っていませんか?
実は、相談員は経営者がほとんどで、親身に寄り添ってくれる上に有料級の情報満載です。得することはあっても損することはありません。何よりも「安全に利用できる」という点では、最初に尋ねてみてはいかがでしょうか。
よろず支援拠点
よろず支援拠点には、多様な分野に精通した専門家が在籍。経営上の悩みに親身に耳を傾け、抱えている悩みの本質的な課題を明確化するとともに、適切な解決策をご提案します。
さらに、解決策の提示にとどまらず成果が出るまで、寄り添うようにフォローアップ。
課題の大小を問わず何度でも無料で相談できる、中小企業の経営者を「一人にしない」相談所です。
▼よろず支援拠点本部ホームページ
https://yorozu.smrj.go.jp
私も佐賀県よろず支援拠点に在籍しておりますが、私自身、起業する際にこんなに便利なところがあったとは知らず、孤軍奮闘しました。起業や売上拡大に必要な専門家が多数在籍しており、あらゆる経営の課題を網羅して対応しています。この専門家への相談が無料で何度でも出来る点は、下手なセミナーやコンサルを受けるよりも遥かに有益です。ぜひとも皆さんには積極的に利用して欲しいと思います。
全国の都道府県に拠点があり、利用は誰でも出来ます。
実際に私が相談を受けた方で「開始10分で何十万もするセミナーよりも有益な内容だった。早く来れば良かった」とおっしゃる方も少なくありません。
様々な資金調達方法
金融機関からの融資
銀行や信用金庫などからお金を借りる方法です。返済義務があり、金利が発生します。
補助金・助成金
国や地方自治体から、特定の事業に対して支給されるお金です。
ビジネスコンテスト
各都道府県では様々なビジネスコンテストが開催されており、アイデアベースで入賞すると賞金がもらえたりPRしてもらえたり、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルなどへの目に留まることも。
まとめ
大雑把にはなりますが、起業に必要なことや、支援機関の紹介は以上になります。
この他にも資金調達や、補助金・助成金の活用、様々なプロの支援も必要になるかと思いますが、起業する業界や商品サービスによってその規模や種類は様々です。
皆さまの最適な起業方法について、無料でご相談を受けることも可能ですので、お気軽にお尋ねください。
もちろん、ホームページ制作はお任せください!